石岡のお祭り2024年(令和6年)年番は泉町!開催日程・交通規制エリア
敬老の日を最終日とする3日間で行われる石岡のおまつり(常陸國總社宮例大祭)今年は、泉町が年番町です。開催場所やスケジュールについて、まとめましたので参考にしてください。
目次
石岡のおまつり2024年(令和6年)の開催概要
2024年開催日程 | 2024年9月14日(土)、15日(日)、16日(月・祝) |
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2024年度 年番町 | 泉町 |
開催場所・交通規制エリア
茨城県石岡市の中心部と常陸國總社宮が石岡のお祭りの主な開催地です。エリアは広範にわたりますが、特に石岡駅の西口や御幸通りが賑わっています。
石岡駅前の広場や、石岡駅西口を出てまっすぐ正面の道を上った突き当りのT字路(通称カギヤ前)が最も賑わうスポットです。
今年は泉町が年番町ということで、通常よりも泉町まで歩行者天国エリアが拡大されています。お車でお越しの際は「スポーツプラザ山新」か「いしおかイベント広場」の駐車場を使うことをおすすめします。御仮屋と呼ばれる、お祭りの期間中に神様が鎮座する仮殿がとても近いので便利です。
山車・獅子位置情報GPSアプリ
目的の場所や、見たい町内がひと目でわかるよう石岡市の観光協会では「山車・獅子位置情報配信システム」を提供しています。
御仮屋の場所
今年の御仮屋は、石岡駅から徒歩10分ほど離れています。お参りに行ってから市街地を観光しようとお考えの方は時間に余裕を持ってお越しください。
石岡のおまつりスケジュール詳細
2024年(令和6年)の石岡のおまつりは9月14日~16日に行われます。
9月14日(土) 神幸祭
10:00 町内間挨拶の儀
10:30 全町安全祈願大神札授与式
13:00 總社大神輿発與祭
13:45 幌獅子總揃
14:00~16:00 總社大神輿渡御・供奉行列
~21:00 市中にて神賑行事
神輿渡御ルート
今年のルートは、昨年の年番「若松町」と同じくらい長いルートです。総距離3.5km、徒歩48分のコースです。
9月15日(日) 奉祝祭
10:00 土俵祭
10:30 奉納相撲開始
11:00 講社祭・特別祈願祭
13:00 明神神輿発與祭・巫女舞・染谷十二座神楽奉納
15:00 幌獅子大行列
18:45 山車大行列
20:30 年番町安全祈願祭
~21:00 市中にて神賑行事
18:45 山車大行列がこの日のメインイベントです。
9月16日(月祝) 還幸祭
13:10 仮殿発與祭
14:00~16:00 總社大神輿渡御・供奉行列
16:40 還幸祭・年番引継ぎ式
~21:00 市中にて神賑行事
神輿渡御ルート
総距離2.5km、徒歩35分のコースです。
令和6年の年番町は「泉町」
泉町の歴史
泉町は、現在の茨城県石岡市に位置する町です。石岡市内では、かつての町名が府中や国府といった新しい名前に変更され、祭りなどで使用される旧町名はほとんど現在の町名に残されていませんが、泉町は今でもその名を保っています。
泉町は、もともとは「新宿(あらじゅく)」と呼ばれていましたが、江戸時代の宝永年間(1704年~1710年)に現在の「泉町」に改められました。
泉町という名前の由来にはいくつかの説がありますが、この町には一里塚という、街道の距離を示す目印がありました。また、泉町は江戸から水戸へと続く水戸街道の宿場町でもありました。町は石岡の端に位置し、当時は荒くれ者が多く、火消しと呼ばれる消防を担う若者たちが多く住んでいたようです。
その気性の荒い火消し衆は、石岡市内で火事が発生すると「いの一番」に駆けつけ、家屋を壊して火の延焼を防ぎました。その活躍が水戸徳川家に認められ、「い組」という称号を授けられたと言われています。
そのことから、この町が「泉町」と呼ばれるようになったと言われています。かつて、泉町の山車には「い組」と書かれた提灯が掲げられており、現在でも山車の上段の提灯には「い組」と書かれているのは、その時代の名残だと考えられます。
泉町の見どころ
年番町である泉町の見どころですが、何と言っても「い組囃子」です。石岡市内でも最も実力派との呼び声高い囃子連が演奏する石岡囃子は一見の価値があります。きつねを8匹も出して踊る姿は壮観です。
また、獅子も2台出ており、幌獅子を2台並走して練り歩く「合わせ太鼓」が見られるのは、泉町ならではです。
今年は、年番町の泉町に注目してください!
グルメ・飲食店情報
石岡市では、お祭り期間中でも開店しているお店のMAPを作成しています。また、おすすめの飲食店を下記記事で紹介しておりますので、こちらも合わせてご参考にしてください。