若松町
若松町の見どころ
若松町の見どころは、石岡のおまつり最大の山車です。けやきの三層づくりで2005年に制作されました。非常に精巧に作られた彫り物は一見の価値があります。非常に重いため、前梃子を4本指した状態で路地を曲がる様子は非常に迫力があります。
若松町の歴史
元々「長峰寺」と呼ばれていたこの地域は、正徳4年(1714年)に「若松町」と改称されました。その名は、若宮八幡宮境内の八幡太郎義家ゆかりの松にちなんでいます。若宮八幡宮は728年に建立されたと伝えられ、永保2年(1082年)には源義家が奥州征伐の際に参拝しました。
天正18年(1590年)に焼失しましたが、寛永4年(1627年)に再建されています。町内には県指定文化財の十一面観音像が安置された馬頭観音堂があり、かつての長峰寺の本尊だったとされています。明治3年(1870年)の大火では、長峰寺付近から出火し、若松町を含む周辺地域が焼失する被害を受けました。
昭和53年と54年の住居表示法施行により、現在は「若宮一・二・三・四丁目」と「若松一・二・三丁目」に分かれています。