石岡のおまつりは3日間だけじゃない！？「たたき初め」とは

石岡のおまつりは、9月の敬老の日を含む3日間の休日に開催されますが、実はその１週間前から「たたき初め」と呼ばれるお祭りへ向けてのお披露目を行います。

たたき初めは、町内によって開催日程が違いますが、多くの町内がお祭り本番の一週間前の土日に山車を出してお披露目を行います。

たたき初めの起源

たたき初め自体はいつから始まったか定かではありませんが、たたき初めはかつて石岡以外の囃子連（三村や染谷）を山車に乗せてお祭りを行っていた時代の名残だと言われています。

町民へ向けて「今年の囃子のメンバーはこの人達ですよ！」とアピールする狙いがあったのではないでしょうか。

いつからか、山車を出すだけではなく各町内マイクロバスをレンタルして石岡市内を練り歩くようになり、石岡の風物詩となりました。

石岡市民はたたき初めのマイクロバスを見ると「祭りの季節が来たな！」と思うようです。

たたき初めの昼間の動画

昼間のうちはマイクロバスに各町内が乗り込み市内を回ります。

太鼓や笛の方だけで良い気もしますが、囃し立てる「盛り上げ役の人」もバスに乗り込み交代で市内を回っていきます。

たたき初めの夜の動画

夜は止まった山車の上で通常通り行われます。

今年の練習の成果を町民の方にお披露目する場でもあるので緊張感もあり、いよいよ祭りが始まるといった雰囲気に包まれます。

各町内のたたき初めスケジュール

例年の各町内のたたき初めスケジュールをご紹介します。

毎年決まっているわけではありませんので、正確な情報は各町内にお問い合わせください。