重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産に登録されているお祭り一覧
日本各地で古くから伝承されてきた祭礼は、地域の文化と伝統の結晶であり、国民の貴重な財産です。その中でも特に文化的価値が高く、継承すべき重要なものは重要無形民俗文化財として国によって指定されています。
さらに、国際的な視点から見ても顕著な価値を持つ祭礼は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、人類共通の宝として世界中で認められています。日本では、2016年に「山・鉾・屋台行事」として33件の祭礼が一括登録され、2025年12月には新たに4件が追加登録されて計37件となりました。
これらの祭りは、地域社会の安泰や災厄防除を願い、豪華絢爛な装飾を施した山・鉾・屋台を曳き回す祭礼行事です。青森県から滋賀県まで、日本各地の多様な祭礼文化が網羅されており、それぞれが数百年の歴史を持ち、地域の人々によって大切に守り継がれてきました。
本記事では、重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本の伝統的な祭礼を一覧形式でご紹介します。地域の誇りと情熱が込められた、日本が世界に誇る祭礼文化をぜひご覧ください。
目次
- 青森のねぶた
- 岩木山の登拝行事
- 八戸三社大祭の山車行事
- 弘前のねぷた
- 室根神社祭のマツリバ行事
- 秋田の竿灯
- 角館祭りのやま行事
- 土崎神明社祭の曳山行事
- 東湖八坂神社のトウニン(統人)行事
- 花輪祭の屋台行事
- 金沢の羽山ごもり
- 田島祇園祭のおとうや行事
- 松例祭の大松明行事
- 新庄まつりの山車行事
- 鹿沼今宮神社祭の屋台行事
- 烏山の山あげ行事
- 発光路の強飯式
- 片品の猿追い祭
- 川越氷川祭の山車行事
- 秩父祭の屋台行事と神楽
- 常陸大津の御船祭
- 日立風流物
- 佐原の山車行事
- 白間津のオオマチ(大祭)行事
- 茂名の里芋祭
- 貴船神社の船祭り
- 浦佐毘沙門堂の裸押合
- 山北のボタモチ祭り
- 村上祭の屋台行事
- 魚津のタテモン行事
- 城端神明宮祭の曳山行事
- 高岡御車山祭の御車山行事
- 滑川のネブタ流し
- 放生津八幡宮祭の曳山・築山行事
- 熊甲二十日祭の枠旗行事
- 気多の鵜祭の習俗
- 青柏祭の曳山行事
- 吉田の火祭
- 小菅の柱松行事
- 大垣祭の軕行事
- 高山祭の屋台行事
- 古川祭の起し太鼓・屋台行事
- 大江八幡神社の御船行事
- 見付天神裸祭
- 犬山祭の車山行事
- 尾張津島天王祭の車楽舟行事
- 亀崎潮干祭の山車行事
- 須成祭の車楽船行事と神葭流し
- 豊橋神明社の鬼祭
- 上野天神祭のダンジリ行事
- 桑名石取祭の祭車行事
- 鳥出神社の鯨船行事
- 近江中山の芋競べ祭り
- 大津祭の曳山行事
- 長浜曳山祭の曳山行事
- 三上のずいき祭
- 坂越の船祭
- 河内祭の御舟行事
- 新宮の速玉祭・御燈祭り
- 那智の扇祭り
- 京都祇園祭の山鉾行事
- 涌出宮の宮座行事
- 西大寺の会陽
- 等覚寺の松会
- 戸畑祇園大山笠行事
- 博多祇園山笠行事
- 唐津くんちの曳山行事
- 八代妙見祭の神幸行事
- 日田祗園の曳山行事
青森のねぶた
青森のねぶたの最大の見どころは「ねぶた大賞」を競う迫力満点の大型ねぶた。夜を彩る光の芸術、魂を揺さぶる囃子、誰でも参加できる跳人の熱気が一体となり観客を圧倒します。最終日の海上運行と花火も必見。制作者の情熱が結集した、夏を熱く燃やす光の祭典です。
| 開催地 | 青森県 |
| 開催日 | 毎年8月2~7日 |
| HP | 青森のねぶた |
| 重文指定年月日 | 1982年5月13日 |
| 来場者数 | 300万人 |
| その他 |
岩木山の登拝行事
岩木山の登拝行事は古風な伝統を守る集団登拝が魅力です。独特な唱え言を響かせながら夜通し山を登り、山頂で神々しい御来迎を拝む瞬間は圧巻。豊凶を占う年占や下山時のバダラ踊りなど、収穫への感謝と家内安全を願う地域一体の深い信仰が、重要無形民俗文化財として今も大切に受け継がれています。
| 開催地 | 青森県 |
| 開催日 | 旧暦の7月末日から8月15日 |
| HP | 岩木山の登拝行事 |
| 重文指定年月日 | 1986年5月6日 |
| 来場者数 | 7万人 |
| その他 |
八戸三社大祭の山車行事
八戸三社大祭は、毎年夏に開催される地域最大の祭りで、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。魅力は古式ゆかしい神社行列と、仕掛けが動く豪華絢爛な山車の競演です。夜にはライトアップされた幻想的な山車が八戸を彩り、伝統の騎馬打毬や郷土芸能も堪能できます。
| 開催地 | 青森県 |
| 開催日 | 8月1日から3日間 |
| HP | 八戸三社大祭の山車行事 |
| 重文指定年月日 | 2006年5月21日 |
| 来場者数 | 102万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
弘前のねぷた
弘前ねぷたまつりは毎年8月に開催される夏の風物詩です。巨大な「津軽情っ張り大太鼓」を先頭に、鏡絵が美しいねぷたが市内を練り歩きます。囃子は「日本の音風景100選」に選ばれ、最終日の「なぬかびおくり」では、ねぷたを炎で清める幻想的な光景が魅力です。
| 開催地 | 青森県 |
| 開催日 | 毎年8月1日から7日 |
| HP | 弘前のねぷた |
| 重文指定年月日 | 1982年5月13日 |
| 来場者数 | 118万人 |
| その他 |
室根神社祭のマツリバ行事
室根神社祭のマツリバ行事は、閏年の翌年に行われる「荒祭」です。みこしの先着争いや荒馬による先陣争い、多彩な舞や山車が繰り広げられます。厳格な神役制や人馬一体の伝統が祭りの古態を留めており、地域の発展と無事息災を祈る大規模な祭礼行事として高い重要性を持っています。
| 開催地 | 岩手県 |
| 開催日 | 旧暦9月17日から3日間 |
| HP | 室根神社祭のマツリバ行事 |
| 重文指定年月日 | 1987年4月27日 |
| 来場者数 | 1,000人 |
| その他 |
秋田の竿灯
秋田竿燈まつりは、邪気を払う「ねぶり流し」を起源とする伝統行事です。一万の光が揺らめく様子は黄金の稲穂を感じさせ、50kgの竿を額や腰で支える熟練の妙技と囃子が観客を魅了します。光の森が夜空で黄金の波を打つような、美しく力強い光景です。
| 開催地 | 秋田県 |
| 開催日 | 毎年8月3~6日 |
| HP | 秋田の竿灯 |
| 重文指定年月日 | 1982年5月13日 |
| 来場者数 | 103万人 |
| その他 |
角館祭りのやま行事
約400年の歴史を持つ角館祭りのやま行事では、毎年9月に豪華な曳山が町を練り歩きます。艶やかな手踊りも見どころですが、最大の魅力は「やまぶっつけ」です。交渉決裂時に曳山同士が激突する場面は、祭りのクライマックスとして最高潮の熱気に包まれます。
| 開催地 | 秋田県 |
| 開催日 | 毎年9月7日から9日 |
| HP | 角館祭りのやま行事 |
| 重文指定年月日 | 1993年6月5日 |
| 来場者数 | 25万2,000人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
土崎神明社祭の曳山行事
土崎港曳山まつりは、港町・土崎に伝わる歴史ある祭礼で、地域の信仰と結びついて受け継がれてきました。各町内の曳山が囃子に合わせて町を巡行し、昼は豪華な彫刻や人形、夜は提灯に灯りが入り幻想的な雰囲気に包まれます。勇壮な曳き回しと町全体の一体感が、この祭りならではの大きな魅力です。
| 開催地 | 秋田県 |
| 開催日 | 毎年7月20日と21日 |
| HP | 土崎神明社祭の曳山行事 |
| 重文指定年月日 | 2000年3月30日 |
| 来場者数 | 23万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
東湖八坂神社のトウニン(統人)行事
東湖八坂神社のトウニン行事は、男鹿市と潟上市に伝わる由緒ある祭礼です。八岐大蛇神話と水神信仰が結びつき、統人が行事を統率します。祭では牛乗りやくも舞が奉納され、国重要無形民俗文化財にも指定された勇壮な神事です。
| 開催地 | 秋田県 |
| 開催日 | 毎年7月6日~7月7日 |
| HP | 東湖八坂神社のトウニン(統人)行事 |
| 重文指定年月日 | 1988年4月29日 |
| 来場者数 | 不明 |
| その他 |
花輪祭の屋台行事
日本三大ばやしの一つ花輪ばやしは、ユネスコ無形文化遺産にも登録される伝統行事です。平安末期に起源を持ち、総漆塗りの豪華絢爛な10台の屋台が、若者たちの熱気あふれるお囃子に乗って夜通し町を練り歩きます。町内ごとに意匠や大きさが異なる個性豊かな屋台の巡行が最大の見どころです。
| 開催地 | 秋田県 |
| 開催日 | 毎年8月19日と20日 |
| HP | 花輪祭の屋台行事 |
| 重文指定年月日 | 2016年6月25日 |
| 来場者数 | 20万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
金沢の羽山ごもり
金沢の羽山ごもりは、旧暦11月に黒沼神社で行われる伝統行事です。水垢離をした男子のみが参加でき、一般公開は16日夜の「ヨイサア」のみです。最終夜にノリワラから授かるご神託が村人に伝えられます。神秘的な儀式と地域に根差した信仰が大きな魅力です。
| 開催地 | 福島県 |
| 開催日 | 旧暦の11月16日~18日 |
| HP | 金沢の羽山ごもり |
| 重文指定年月日 | 1982年5月13日 |
| 来場者数 | 不明 |
| その他 |
田島祇園祭のおとうや行事
田島祇園祭のおとうや行事は、祭りの運営と神事を担う「おとうや」を中心に進められる重要な行事です。おとうやは一年を通して準備を行い、祭礼期間中は神への奉仕役としてさまざまな儀式を務めます。屋台の曳行や太々神楽の奉納、使いの儀式など厳かな神事と華やかな祭りが調和している点が特徴です。
| 開催地 | 福島県 |
| 開催日 | 毎年7月18~21日 |
| HP | 田島祇園祭のおとうや行事 |
| 重文指定年月日 | 1983年5月6日 |
| 来場者数 | 7万人 |
| その他 |
松例祭の大松明行事
出羽三山神社の松例祭は、大晦日から元旦にかけて行われる重要無形民俗文化財です。蜂子皇子が悪鬼を退治した故事に由来し、巨大な松明を引き合って翌年の豊作を占います。宵闇に火の柱が立ち上り、災厄を焼き尽くして新年を迎える幻想的な光景が最大の魅力です。手向地区の若者たちが伝統を担っています。
| 開催地 | 山形県 |
| 開催日 | 毎年12月31日から1月1日 |
| HP | 松例祭の大松明行事 |
| 重文指定年月日 | 2016年6月25日 |
| 来場者数 | 5000人 |
| その他 |
新庄まつりの山車行事
山形県新庄市の夏を彩る新庄まつりは、ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統ある祭典です。最大の魅力は、豪華絢爛さを競い合う山車(やたい)行列の圧倒的なスケールにあります。さらに、古式ゆかしい神輿渡御行列や風雅な鹿子踊も披露され、藩政時代を彷彿とさせる壮大な歴史絵巻を堪能できます。
| 開催地 | 山形県 |
| 開催日 | 毎年8月24日から26日 |
| HP | 新庄まつりの山車行事 |
| 重文指定年月日 | 2011年6月26日 |
| 来場者数 | 44万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
鹿沼今宮神社祭の屋台行事
鹿沼秋まつりは、400年の歴史を誇る豪華絢爛な祭礼です。最大の魅力は、全面に豪壮かつ緻密な彫刻が施された彫刻屋台。日中の勇壮な「繰り込み」や、夜の迫力あるお囃子の競演「ぶっつけ」など、時代絵巻のような美しい光景を堪能できます。
| 開催地 | 栃木県 |
| 開催日 | 毎年10月第2土・日曜日 |
| HP | 鹿沼今宮神社祭の屋台行事 |
| 重文指定年月日 | 2005年6月4日 |
| 来場者数 | 30万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
烏山の山あげ行事
烏山の山あげ行事は、ユネスコ無形文化遺産に登録された豪華な野外歌舞伎です。特産の和紙で作られた巨大な背景「山」が若衆の操作でダイナミックに変化し、その前で踊り娘が美しい舞を披露します。450年以上の歴史を誇る、疫病退散を願う奉納行事です。
| 開催地 | 栃木県 |
| 開催日 | 毎年7月の第4土曜日を含む金・土・日曜日 |
| HP | 烏山の山あげ行事 |
| 重文指定年月日 | 1981年5月18日 |
| 来場者数 | 6万3千人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
発光路の強飯式
発光路の強飯式は、室町時代から続く正月の伝統行事です。毎年1月3日に、山伏と強力が大量の飯や酒を人々に強いる独特な強飯行事が行われます。日光修験の伝統を今に伝え、訪れた神仏を豪華な食事でもてなす、荒々しくも温かい習俗が大きな魅力です。
| 開催地 | 栃木県 |
| 開催日 | 毎年1月3日 |
| HP | 発光路の強飯式 |
| 重文指定年月日 | 1999年4月4日 |
| 来場者数 | 1,225人 |
| その他 |
片品の猿追い祭
猿追い祭は、群馬県片品村で約300年続く伝統行事です。武尊山の岩屋に住み村人を苦しめた大猿を神が退治した伝説が由来で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。毎年旧暦9月中旬の申の日に行われ、古くからの信仰と地域の歴史を肌で感じられる、歴史の重みが魅力です。
| 開催地 | 群馬県 |
| 開催日 | 毎年旧暦9月の中の申の日 |
| HP | 片品の猿追い祭 |
| 重文指定年月日 | 2003年4月11日 |
| 来場者数 | 150人 |
| その他 |
川越氷川祭の山車行事
川越まつりは慶安元年から続く伝統行事です。最大の魅力は「江戸系川越型」の絢爛豪華な山車。二層の鉾と人形からなる迫りあげ式構造が特徴で、お囃子や舞が祭りを鮮やかに彩ります。小江戸川越が一年で最も賑わい、活気と興奮に包まれます。
| 開催地 | 埼玉県 |
| 開催日 | 毎年10月第3土・日曜日 |
| HP | 川越氷川祭の山車行事 |
| 重文指定年月日 | 2007年6月5日 |
| 来場者数 | 73万8千人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
秩父祭の屋台行事と神楽
秩父祭の屋台行事と神楽は、豪華な屋台や笠鉾の曳行、勇壮な屋台ばやし、屋台上で演じられる歌舞伎や曳き踊りが大きな魅力です。また、古風な形式を遺す「代参宮神楽」などの神楽も奉納され、伝統の技と華やかな行事が一体となって冬の秩父を彩ります。
| 開催地 | 埼玉県 |
| 開催日 | 宵宮:毎年12月2日、大祭:毎年12月3日 |
| HP | 秩父祭の屋台行事と神楽 |
| 重文指定年月日 | 1981年5月18日 |
| 来場者数 | 25万7000人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
常陸大津の御船祭
常陸大津の御船祭では、海の幸が描かれた神船を、歌や囃子に合わせて曳き回します。車輪を使わず、「ソロバン」という木枠の上を、若者たちが船を左右に大きく揺らしながら滑らせる姿は非常に勇壮で、見る者を圧倒する迫力と熱気が魅力です。
| 開催地 | 茨城県 |
| 開催日 | 5年に1度、5月2~3日 |
| HP | 常陸大津の御船祭 |
| 重文指定年月日 | 2019年6月18日 |
| 来場者数 | 20万人 |
| その他 |
日立風流物
日立風流物は、高さ約15mの壮大な五層の山車が目を引く伝統行事です。山車は各層が開いて舞台となり、糸操作によるからくり人形が巧みに動き回ります。中でも一瞬で衣装が変わる演出は必見です。4月のさくらまつりや、7年に一度の大祭礼で披露されます。
| 開催地 | 茨城県 |
| 開催日 | 4月第2土曜~日曜:日立風流物(ひたちさくらまつり)5月3日~5日[註]:日立風流物(神峰神社大祭(式年祭)) |
| HP | 日立風流物 |
| 重文指定年月日 | 1979年9月1日 |
| 来場者数 | 37万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
佐原の山車行事
佐原の大祭は約300年の伝統を持つユネスコ無形文化遺産で、関東三大山車祭りの一つです。日本三大囃子「佐原囃子」が響く中、重厚な彫刻と高さ4mの大人形を載せた山車が「小江戸」を巡ります。勇壮な「のの字まわし」などの曲曳きは、江戸の風情漂う圧巻の迫力と技術が魅力です。
| 開催地 | 千葉県 |
| 開催日 | 夏祭り:7月10日以降の金・土・日秋祭り:10月第2土曜日を中日とする金・土・日 |
| HP | 佐原の山車行事 |
| 重文指定年月日 | 2006年5月21日 |
| 来場者数 | 33万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
白間津のオオマチ(大祭)行事
白間津のオオマチは、南房総市で4年に1度行われる祭礼です。太陽と月を模した高さ約10メートルの大幟を若者が競い曳く豪快な「オオナワタシ」や、厳格な物忌みを経た少年による神役、ササラ踊りなどの民俗芸能が魅力。伝統の役割を担う各集団が、行列を組み随所で踊りを奉納する姿は壮大です。
| 開催地 | 千葉県 |
| 開催日 | 4年に1度、7月下旬の3日間 |
| HP | 白間津のオオマチ(大祭)行事 |
| 重文指定年月日 | 1994年6月26日 |
| 来場者数 | 220戸 の村落で、祭礼は「地区住民がほぼ全員参加する」 |
| その他 |
茂名の里芋祭
茂名の里芋祭は十二所神社で2月に行われる神事です。里芋を山型に高く積み上げた独特な供物を捧げ、一年の豊作と無病息災を祈願します。里芋を用いた予祝行事は全国的にも珍しく、日本の伝統的な畑作文化や農耕信仰の変遷を今に伝える貴重な祭りです。
| 開催地 | 千葉県 |
| 開催日 | 毎年2月19~21日 |
| HP | 茂名の里芋祭 |
| 重文指定年月日 | 2007年6月5日 |
| 来場者数 | 50人 |
| その他 |
貴船神社の船祭り
神奈川県真鶴町にある貴船神社の貴船まつりは、日本三大船祭りの一つです。最大の魅力は、豪華な花飾りで彩られた小早船などが海上を行く海上渡御。船競漕や「鹿島踊り」、町内を巡る花山車など、港町ならではの華やかで活気あふれる神事が見どころです。
| 開催地 | 神奈川県 |
| 開催日 | 毎年7月最終週の金、土曜日 |
| HP | 貴船神社の船祭り |
| 重文指定年月日 | 1999年4月4日 |
| 来場者数 | 1万人 |
| その他 |
浦佐毘沙門堂の裸押合
普光寺で行われる浦佐毘沙門堂の裸押合は、厄除けや豊作を祈願する伝統的な行事です。極寒の中、上半身裸の男性たちが激しく押し合う姿に圧倒されます。深夜まで続くこの熱狂的な行事では、餅などの福物の奪い合いも行われ、若者の通過儀礼としての側面もあります。
| 開催地 | 新潟県 |
| 開催日 | 毎年3月3日 |
| HP | 浦佐毘沙門堂の裸押合 |
| 重文指定年月日 | 2020年6月23日 |
| 来場者数 | 9万人 |
| その他 |
山北のボタモチ祭り
山北のボタモチ祭りは、地域の人々が集まって巨大なぼた餅を作り、共に食べて一夜を明しながら収穫や漁業への感謝を捧げる行事です。新婚者や婿に大量のぼた餅を食べさせる独自の風習があり、地域の絆や賑わいを感じられる点が魅力となっています。
| 開催地 | 新潟県 |
| 開催日 | 毎年12月2日(中浜・杉平)、1月12日(岩石) |
| HP | 山北のボタモチ祭り |
| 重文指定年月日 | 2002年4月5日 |
| 来場者数 | 集落内部での行事で人数記載はされていないが、さほど多くはない |
| その他 |
村上祭の屋台行事
村上祭の屋台行事は、城下町・村上に伝わる西奈彌羽黒神社の例大祭です。毎年7月、豪華な19基の屋台などが旧城下を巡行します。屋台は二層二輪形式で、一層目に囃子方、二層目に「乗せ物」の人形を乗せるのが特徴。夜、提灯を灯して賑やかに帰町する姿も見どころです。
| 開催地 | 新潟県 |
| 開催日 | 毎年7月6・7日 |
| HP | 村上祭の屋台行事 |
| 重文指定年月日 | 2020年6月23日 |
| 来場者数 | 1万人 |
| その他 |
魚津のタテモン行事
ユネスコ無形文化遺産のタテモン行事は、高さ16mの大柱に約90個の提灯を三角形に吊るした「たてもん」を曳き回す勇壮な祭りです。300年前から大漁を祈り、車輪のない台を境内で豪快に旋回させる姿が見どころです。提灯の光と若衆の掛け声が、夏の夜を華麗に彩ります。
| 開催地 | 富山県 |
| 開催日 | 毎年8月第1金曜日・第1土曜日 |
| HP | 魚津のタテモン行事 |
| 重文指定年月日 | 2000年3月30日 |
| 来場者数 | 5万3000人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
城端神明宮祭の曳山行事
城端神明宮祭は、江戸中期の町人文化を象徴する城端神明宮の春季祭礼です。神を迎える目印を乗せた笠鉾など古い形式を残しつつ、精巧な美術工芸が施された曳山と、庵屋台が奏でる格調高い音楽が全体を華やかに彩っています。当時の町人の経済力と、職人の高度な技術を今に伝える豪華な行事です。
| 開催地 | 富山県 |
| 開催日 | 毎年5月4,5日 |
| HP | 城端神明宮祭の曳山行事 |
| 重文指定年月日 | 2004年5月27日 |
| 来場者数 | 6万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
高岡御車山祭の御車山行事
高岡御車山祭は、重要有形・無形民俗文化財に指定された歴史ある祭礼です。最大の魅力は「奉曳(ぶえい)」と呼ばれる巡行で、豪華な山車が旧市街を練り歩きます。正午に片原町交差点で行われる勢揃いセレモニーは圧巻で、最後は高岡關野神社へ参拝し、伝統の美を今に伝えています。
| 開催地 | 富山県 |
| 開催日 | 毎年5月1日 |
| HP | 高岡御車山祭の御車山行事 |
| 重文指定年月日 | 1981年5月18日 |
| 来場者数 | 14万2000人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
滑川のネブタ流し
滑川のネブタ流しは、毎年7月31日に滑川市で行われる国指定重要無形民俗文化財です。巨大な松明「ネブタ」を海へ流し、眠気や病を祓って無病息災を祈願します。暗い海上で勢いよく燃える炎がうごめく光景は圧巻の迫力です。日本海側における行事の南限とされ、勇壮な姿が大きな魅力です。
| 開催地 | 富山県 |
| 開催日 | 毎年7月31日 |
| HP | 滑川のネブタ流し |
| 重文指定年月日 | 2002年4月5日 |
| 来場者数 | 700人以上 |
| その他 |
放生津八幡宮祭の曳山・築山行事
放生津八幡宮祭は、放生津八幡宮で毎年秋に開催される祭礼行事です。10月1日の曳山行事では、昼は花傘、夜は提灯を灯した13基の山が巡行します。全国的に稀な築山行事は、海から神霊を迎え飾り人形を安置します。形態の異なる二つの「山」行事が一体として伝承されている点が、歴史的に貴重で大きな魅力です。
| 開催地 | 富山県 |
| 開催日 | 毎年9月30日から10月2日 |
| HP | 放生津八幡宮祭の曳山・築山行事 |
| 重文指定年月日 | 2023年6月26日 |
| 来場者数 | 2万人 |
| その他 |
熊甲二十日祭の枠旗行事
熊甲二十日祭の枠旗行事の魅力は、高さ約20メートルの深紅の枠旗が林立する壮観な眺めです。最大の見せ場は、大旗を地面すれすれまで傾ける「島田くずし」という迫力満点の妙技。独特なリズムに乗った猿田彦の乱舞は大陸文化の影響も感じさせ、能登の多様な歴史と祭りの熱気を今に伝えています。
| 開催地 | 石川県 |
| 開催日 | 毎年9月20日 |
| HP | 熊甲二十日祭の枠旗行事 |
| 重文指定年月日 | 1983年5月6日 |
| 来場者数 | 1000人 |
| その他 |
気多の鵜祭の習俗
気多大社に伝わる「気多の鵜祭の習俗」は、鵜捕部が運んだ生きた鵜を神前に放ち、その動きで翌年の豊凶を占う神秘的な儀式です。鵜を運ぶ道中での羽根の状態や動きからも、農作物の豊凶や天候の変化を予測する習慣が残されています。日本の豊かな精神文化と自然観が融合した貴重な祭礼です。
| 開催地 | 石川県 |
| 開催日 | 毎年12月16日 |
| HP | 気多の鵜祭の習俗 |
| 重文指定年月日 | 2003年4月11日 |
| 来場者数 | 不明 |
| その他 |
青柏祭の曳山行事
青柏祭はユネスコ無形文化遺産に登録された能登最大の祭礼です。神饌を青い柏の葉に盛る儀式が名の由来で、主役の「でか山」は高さ12m、重さ20tと日本最大級を誇ります。5月3〜5日に開催され、車輪をきしませる方向転換や、観光客も参加して曳山を曳ける体験が人々を惹きつけます。
| 開催地 | 石川県 |
| 開催日 | 毎年5月3~5日 |
| HP | 青柏祭の曳山行事 |
| 重文指定年月日 | 1985年4月26日 |
| 来場者数 | 7万5千人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
吉田の火祭
吉田の火祭りは450年以上の歴史を持つ日本三奇祭の一つです。26日夜、高さ3mの大松明100本以上が約2kmの道沿いで一斉に灯される幻想的な光景は、息をのむ美しさ。翌日の「すすき祭り」では、神輿を追う観客と会場が一体となり、最高潮の熱気に包まれます。
| 開催地 | 山梨県 |
| 開催日 | 毎年8月26〜27日 |
| HP | 吉田の火祭 |
| 重文指定年月日 | 2014年6月23日 |
| 来場者数 | 16万人 |
| その他 |
小菅の柱松行事
小菅の柱松行事は、1300年の歴史を誇る修験道の火祭りです。高さ約4mの柱松に登った子供(松神子)が火打ち石で点火の速さを競い、上が勝てば天下泰平、下が勝てば五穀豊穣を占います。国の重要無形民俗文化財にも指定されている3年に一度の「天下の奇祭」で、古の伝統が息づく迫力が特徴です。
| 開催地 | 長野県 |
| 開催日 | 3年ごとの7月14日以後の直近の土、日曜日 |
| HP | 小菅の柱松行事 |
| 重文指定年月日 | 2013年6月24日 |
| 来場者数 | 地域に根ざした小規模な行事 |
| その他 |
大垣祭の軕行事
70年余の伝統を誇る大垣まつりは、大垣城下町の総氏神・八幡神社の祭礼行事です。藩主から賜った「三両軕」と町衆の軕が併存する希少な形態が特徴。東西の文化が融合した13両の軕による豪華な巡行や、精巧なからくり人形、子供舞踊、幻想的な提灯が灯る夜宮が人々を魅了します。
| 開催地 | 岐阜県 |
| 開催日 | 毎年5月15日直前の土曜日、日曜日 |
| HP | 大垣祭の軕行事 |
| 重文指定年月日 | 2017年6月17日 |
| 来場者数 | 18万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
高山祭の屋台行事
日本三大美祭の一つ、高山祭は春の山王祭と秋の八幡祭の総称です。飛騨の匠の技が結集した豪華絢爛な屋台が最大の見どころで、精巧な動きを見せるからくり奉納は圧巻です。数百人の祭行列が町を練り歩く姿は「動く絵巻物」のような美しさ。夜には提灯が灯る幻想的な夜祭・宵祭も楽しめます。
| 開催地 | 岐阜県 |
| 開催日 | 春の高山祭4月14、15日 秋の高山祭10月9、10日 |
| HP | 高山祭の屋台行事 |
| 重文指定年月日 | 1981年5月18日 |
| 来場者数 | 407万2千人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
古川祭の起し太鼓・屋台行事
古川祭は、「動」の起し太鼓と「静」の屋台曳行が魅力。起し太鼓は裸の男たちが櫓を担ぎ激しくぶつかり合う勇壮な行事です。屋台は匠の技と東西文化が融合した豪華絢爛な姿が特徴で、からくり奉納も見逃せません。熱狂と優雅さの共存が見どころです。
| 開催地 | 岐阜県 |
| 開催日 | 毎年4月19日、20日 |
| HP | 古川祭の起し太鼓・屋台行事 |
| 重文指定年月日 | 1982年5月13日 |
| 来場者数 | 6万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
大江八幡神社の御船行事
大江八幡神社で9月中旬に行われる御船行事は、江戸時代に航海安全を願い始まりました。最大の魅力は、精巧な船模型を若衆が担ぎ、荒波を越えるように激しく振る迫力ある姿です。唄と共に帆を上げる操船儀式は、港町として栄えた地域の歴史と活気を今に伝えています。
| 開催地 | 静岡県 |
| 開催日 | 毎年9月中旬 |
| HP | 大江八幡神社の御船行事 |
| 重文指定年月日 | 2002年4月5日 |
| 来場者数 | 不明 |
| その他 |
見付天神裸祭
見付天神裸祭は、700年以上の歴史を持つ「天下の奇祭」です。8日間にわたり身を清める入念な清めの儀式が続き、最高潮を迎える「鬼踊り」では、腰蓑姿の男たちが拝殿で狂喜乱舞します。漆黒の闇の中で繰り広げられる勇壮な練りや神輿の渡御は、人々の祈りと熱気が溢れる圧巻の光景です。
| 開催地 | 静岡県 |
| 開催日 | 旧暦8月10日直前の土・日曜 |
| HP | 見付天神裸祭 |
| 重文指定年月日 | 2003年4月11日 |
| 来場者数 | 130万人 |
| その他 |
犬山祭の車山行事
犬山祭は1635年から続く針綱神社の祭礼で、13輌の豪華な車山が城下町を巡ります。魅力は、全ての車山で披露される江戸時代から伝わる精巧な「からくり」です。また、夜には提灯が灯された「夜車山」が町を橙色に染め上げ、幻想的な風景が広がります。勇壮なお囃子と伝統美が融合した豪華絢爛な行事です。
| 開催地 | 愛知県 |
| 開催日 | 毎年4月第1土曜日・日曜日 |
| HP | 犬山祭の車山行事 |
| 重文指定年月日 | 2008年6月30日 |
| 来場者数 | 50万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
尾張津島天王祭の車楽舟行事
津島神社の祭礼として600年近い歴史を持つ尾張津島天王祭は、日本三大川祭りの一つです。宵祭では500個以上の提灯を掲げた巻藁船が川面に映り、幻想的な光景を創り出します。朝祭では豪華な車楽舟が進み、若者が川へ飛び込む勇壮な姿が見どころです。
| 開催地 | 愛知県 |
| 開催日 | 毎年7月第4土日曜日 |
| HP | 尾張津島天王祭の車楽舟行事 |
| 重文指定年月日 | 1982年5月13日 |
| 来場者数 | 17万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
亀崎潮干祭の山車行事
亀崎潮干祭は、300年以上の歴史を誇ります。最大の見どころは、精緻な彫刻や豪華な幕で飾られた5輌の山車を波打ち際まで曳き下ろす勇壮な光景です。海辺に華が咲いたような美しさの中、伝統的なからくり人形が披露されます。干潮の浜辺に豪華な山車が整列する様子は幻想的です。
| 開催地 | 愛知県 |
| 開催日 | 毎年5月3日・4日 |
| HP | 亀崎潮干祭の山車行事 |
| 重文指定年月日 | 2008年6月30日 |
| 来場者数 | 9万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
須成祭の車楽船行事と神葭流し
須成祭は愛知県蟹江町で400年以上続く「100日祭」です。8月の車楽船行事では、宵祭の幻想的な提灯船や朝祭の華やかな屋台船が川を上る優雅な姿が魅力です。翌日の神葭流しでは、災厄を託した葭を川に流す厳かな神事が行われ、疫病退散や五穀豊穣を願う水郷の町の伝統を色濃く伝えています。
| 開催地 | 愛知県 |
| 開催日 | 毎年7月初旬から10月下旬(宵祭 8月第1土曜日、朝祭 翌日曜日、神葭流し 翌月曜日) |
| HP | 須成祭の車楽船行事と神葭流し |
| 重文指定年月日 | 2014年6月23日 |
| 来場者数 | 7,800人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
豊橋神明社の鬼祭
豊橋神明社の鬼祭は、千年以上の歴史を持つ神事です。見どころの「からかい」では、厄除けや夏病み防止に繋がると伝わっているタンキリ飴を敗れた赤鬼がまき散らします。現在はアプリで鬼の居場所がわかるなど、伝統と最新技術が融合した点も魅力です。
| 開催地 | 愛知県 |
| 開催日 | 毎年2月10日〜11日 |
| HP | 豊橋神明社の鬼祭 |
| 重文指定年月日 | 1982年5月13日 |
| 来場者数 | 約6万人 |
| その他 |
上野天神祭のダンジリ行事
上野天神祭は、400余年の伝統を誇る上野天神宮の秋祭りです。最大の魅力は、百数十体の「鬼行列」と絢爛豪華な9基の「だんじり」が城下町を練り歩く光景。夜には提灯が灯り幻想的な姿へ変わる、まるで動く祭礼絵巻のような美しさが圧巻です。
| 開催地 | 三重県 |
| 開催日 | 10月25日までの直近の日曜日と前日と前々日を含めた3日間 |
| HP | 上野天神祭のダンジリ行事 |
| 重文指定年月日 | 2004年5月27日 |
| 来場者数 | 17万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
桑名石取祭の祭車行事
桑名石取祭は桑名宗社の祭礼で、川の石で地を清める禊ぎが由来です。魅力は「日本一やかましい祭」と称される鉦や太鼓の激しい囃子と、豪華絢爛な43台の祭車。精巧な彫刻や装飾で彩られた祭車が町を練り歩き、圧倒的な音と熱気が結集する光景は、地域の誇りと情熱を感じさせる圧巻の迫力です。
| 開催地 | 三重県 |
| 開催日 | 8月第1土、日曜日 |
| HP | 桑名石取祭の祭車行事 |
| 重文指定年月日 | 2009年6月22日 |
| 来場者数 | 10万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
鳥出神社の鯨船行事
鳥出神社の鯨船行事は、三重県の珍しい陸上の模擬捕鯨行事です。豪華な彫刻や金糸の刺繍が施された山車を使い、鯨との勇壮な駆け引きを演じる物語性が魅力です。大波で揺れる船の演技や、捕獲後に感謝を捧げる「トモアゲ」など、伝統の技と迫力が凝縮されています。
| 開催地 | 三重県 |
| 開催日 | 毎年8月14日と15日 |
| HP | 鳥出神社の鯨船行事 |
| 重文指定年月日 | 2000年3月30日 |
| 来場者数 | 20万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
近江中山の芋競べ祭り
滋賀県で850年以上続く近江中山の芋競べ祭りは、東西の集落が里芋の長さを競う天下の奇祭です。毎年9月に西が勝てば豊作、東なら不作と占われます。山上で儀式の後に芋を比べるこの神事は、地域の融和と実りへの願いが込められた、類を見ない独特な魅力があります。
| 開催地 | 滋賀県 |
| 開催日 | 毎年9月1日 |
| HP | 近江中山の芋競べ祭り |
| 重文指定年月日 | 1993年6月5日 |
| 来場者数 | 200人 |
| その他 |
大津祭の曳山行事
大津祭は江戸時代から続く湖国三大祭の一つで、見どころは豪華絢爛な13基の曳山と、その上で披露される精巧なからくり人形の妙技です。巡行中には厄除けの粽(ちまき)撒きも行われます。提灯が灯る情緒ある宵宮や、本祭の巡行は、かつての宿場町の歴史と賑わいを今に伝えています。
| 開催地 | 滋賀県 |
| 開催日 | 毎年10月の体育の日の前日・前々日の2日間 お祭りの1週間前の日曜日に「山建て」という行事を開催 |
| HP | 大津祭の曳山行事 |
| 重文指定年月日 | 2018年6月17日 |
| 来場者数 | 13万人 |
| その他 |
長浜曳山祭の曳山行事
豊臣秀吉の祝金をもとに町衆が始めた長浜曳山祭は、江戸時代の粋を尽くした豪華絢爛な曳山が特徴です。魅力は5歳から12歳の男の子による「子ども歌舞伎」で、大人顔負けの熱演が観客を魅了します。伝統技術の粋を集めた美しい山車と、今も息づく町衆文化が見どころです。
| 開催地 | 滋賀県 |
| 開催日 | 毎年4月9日~17日 |
| HP | 長浜曳山祭の曳山行事 |
| 重文指定年月日 | 1981年5月18日 |
| 来場者数 | 4万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
三上のずいき祭
御上神社で10月に行われる三上のずいき祭は、470年以上の歴史を持つ収穫感謝の祭りです。里芋の茎や秋の植物で精巧に作られた「ずいき神輿」を奉納するのが特徴です。夜には中世の姿を伝える「芝原式」が行われ、猿田彦の登場や勝敗を競わない相撲神事が厳かに繰り広げられます。
| 開催地 | 滋賀県 |
| 開催日 | 10月第2月曜日(体育の日・祝日) |
| HP | 三上のずいき祭 |
| 重文指定年月日 | 2007年6月5日 |
| 来場者数 | 不明 |
| その他 |
坂越の船祭
坂越の船祭りは、大避神社の祭礼で、瀬戸内三大船祭りの一つです。幟や天幕で飾られた10数隻の和船が、神輿と共に坂越湾の生島まで巡行する大規模な船渡御が見どころです。日没後に提灯の灯りを灯して還幸する情景は非常に幻想的で、港町として栄えた歴史を今に伝える美しさがあります。
| 開催地 | 兵庫県 |
| 開催日 | 毎年10月第2土・日曜日 |
| HP | 坂越の船祭 |
| 重文指定年月日 | 2014年6月23日 |
| 来場者数 | 不明 |
| その他 |
河内祭の御舟行事
河内祭は、和歌山県串本町の古座川に浮かぶ河内島をご神体とする自然崇拝の祭礼です。豪華に飾られた御舟や当船が水上を行き交う優雅な姿に加え、中学生による櫂伝馬の競漕「センゴウ」が迫力あるクライマックスを飾ります。川原で奉納される力強い古座流の獅子舞も、この祭りの大きな魅力です。
| 開催地 | 和歌山県 |
| 開催日 | 毎年7月24日(宵宮)7月25日(本祭り) |
| HP | 河内祭の御舟行事 |
| 重文指定年月日 | 2002年4月5日 |
| 来場者数 | 不明 |
| その他 |
新宮の速玉祭・御燈祭り
「速玉祭・御燈祭り」は、熊野速玉大社の大規模な祭礼の一つです。速玉祭の見どころは神馬の巡行や川での早舟競争。御燈祭りは「上がり子」が御神火の松明を手に、夜の山を一気に駆け下りる勇壮さも魅力です。辺り一面が火の海となる光景は圧巻で、熊野に春を呼ぶ行事として歴史と魅力を伝えています。
| 開催地 | 和歌山県 |
| 開催日 | 毎年2月6・7日 |
| HP | 新宮の速玉祭・御燈祭り |
| 重文指定年月日 | 2018年6月17日 |
| 来場者数 | 1500人 |
| その他 |
那智の扇祭り
熊野那智大社で行われる「那智の扇祭り」は、日本三大火祭りの一つです。滝を象った高さ6メートルの扇神輿12体が、50キロ超の大松明の炎に清められ参道を進む姿は圧巻。水や火、大自然への感謝を捧げる勇壮な神事で、歴史ある那智田楽などの舞も魅力です。
| 開催地 | 和歌山県 |
| 開催日 | 毎年7月14日 |
| HP | 那智の扇祭り |
| 重文指定年月日 | 2017年6月17日 |
| 来場者数 | 1万人 |
| その他 |
京都祇園祭の山鉾行事
京都祇園祭の山鉾行事は、約千年前の疫病退散を願う御霊会を起源とする伝統行事です。魅力は、世界各地の織物や精巧な彫刻で飾られ「動く美術館」とも称される豪華絢爛な山鉾の巡行。町衆の心意気で守り継がれた34基の山鉾が都を彩る姿は圧巻で、多くの観光客が集まります。
| 開催地 | 京都府 |
| 開催日 | 前祭7月14日~16日 後祭7月21日~23日 |
| HP | 京都祇園祭の山鉾行事 |
| 重文指定年月日 | 1981年5月18日 |
| 来場者数 | 19万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
涌出宮の宮座行事
南山城最古の祭とされる涌出宮の宮座行事は、伝統的な氏子組織「宮座」に支えられています。音を立てず家に籠る2月の「居籠祭り」をはじめ、お田植えや相撲、百味の御食など、年間を通じた多彩な神事が魅力です。古式ゆかしい儀礼を守り続ける、地域の連帯と歴史の深さを感じられます。
| 開催地 | 京都府 |
| 開催日 | 毎年2月15~17日、3月21日、9月30日、10月16・17日 |
| HP | 涌出宮の宮座行事 |
| 重文指定年月日 | 1988年4月29日 |
| 来場者数 | 不明 |
| その他 |
西大寺の会陽
西大寺会陽は岡山で500年以上続く「天下の奇祭」です。毎年2月の深夜、まわし姿の男たち約1万人が2本の「宝木(しんぎ)」を奪い合います。その光景は、裸の男たちが成す巨大な人間の渦のようです。宝木を得た者は「福男」と呼ばれ福を授かるとされています。
| 開催地 | 岡山県 |
| 開催日 | 毎年2月の第3土曜日 |
| HP | 西大寺の会陽 |
| 重文指定年月日 | 2018年6月17日 |
| 来場者数 | 3万人 |
| その他 |
等覚寺の松会
等覚寺の松会は約千年の歴史を持つ修験道の祭礼で、五穀豊穣を祈り毎年4月に行われます。最大のハイライトは「幣切り」で、施主が高さ約11mの柱に登り、日本刀で大幣を切り落とす勇壮な姿は、他では見られない圧巻の光景です。子供の田植えや滑稽な行事なども楽しめます。
| 開催地 | 福岡県 |
| 開催日 | 毎年4月第3日曜日 |
| HP | 等覚寺の松会 |
| 重文指定年月日 | 2001年3月31日 |
| 来場者数 | 不明 |
| その他 |
戸畑祇園大山笠行事
戸畑祇園大山笠行事は、北九州市戸畑区に伝わる歴史ある夏の祭礼です。昼は金銀の幕や幟で華やかに飾られた山笠が地域を巡行し、夜には309個の提灯を掲げた勇壮で幻想的な姿へと変わります。昼夜で表情を大きく変える点と、担ぎ手たちの息の合った競演が最大の魅力です。
| 開催地 | 福岡県 |
| 開催日 | 毎年7月第4土曜日を挟む3日間 |
| HP | 戸畑祇園大山笠行事 |
| 重文指定年月日 | 1982年5月13日 |
| 来場者数 | 20万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
博多祇園山笠行事
博多祇園山笠行事は、毎年7月に行われる伝統的な夏祭りです。市内各所に高さ約10数mの豪華な飾り山笠が並び、祭り終盤には舁き山笠が町中を勢いよく駆け巡ります。早朝の「追い山笠」では、多くの担ぎ手が一体となって疾走する姿は迫力満点。780年以上受け継がれる熱気あふれる祭りです。
| 開催地 | 福岡県 |
| 開催日 | 毎年7月1日から7月15日 |
| HP | 博多祇園山笠行事 |
| 重文指定年月日 | 1981年5月18日 |
| 来場者数 | 300万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
唐津くんちの曳山行事
唐津くんちでは、14台の豪華な曳山が旧城下町を巡行し、笛や太鼓の囃子に合わせて「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声が響き渡ります。獅子や鯛、兜など多彩な形の曳山が町を練り歩く様子は圧巻で、地域の人々の一体感と歴史文化の深さを感じられる祭りです。
| 開催地 | 佐賀県 |
| 開催日 | 毎年11月2日から4日 |
| HP | 唐津くんちの曳山行事 |
| 重文指定年月日 | 1982年5月13日 |
| 来場者数 | 64万人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
八代妙見祭の神幸行事
八代妙見祭は、約1.5kmの豪華な神幸行列が魅力です。神獣「亀蛇(きだ)」の豪快な演舞や、勢子が馬と疾走する「迫力ある馬追い」は圧巻の勇壮さを誇ります。江戸時代から続く壮大な時代絵巻が繰り広げられ、砥崎河原で水しぶきを上げ躍動する姿は必見です。
| 開催地 | 熊本県 |
| 開催日 | 毎年11月22日・23日 |
| HP | 八代妙見祭の神幸行事 |
| 重文指定年月日 | 2013年6月24日 |
| 来場者数 | 21万 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |
日田祗園の曳山行事
日田祇園祭は、約300年の歴史を持つ夏の伝統行事です。絢爛豪華な山鉾が隈・竹田・豆田の町並みを祇園囃子の音色とともに巡行し、昼とは異なる提灯を灯した夜の「晩山」も幻想的な雰囲気で楽しめます。祭り前には「集団顔見世」も開催され、地域の人々の熱気と技が感じられます。
| 開催地 | 大分県 |
| 開催日 | 毎年7月20日過ぎの土・日曜日 |
| HP | 日田祗園の曳山行事 |
| 重文指定年月日 | 1999年4月4日 |
| 来場者数 | 5万2千人 |
| その他 | ユネスコ無形文化遺産 |