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幸町

幸町の見どころ

幸町の見どころは、石岡で唯一の「片野排禍ばやし(かたのはいかばやし)」が見られる点です。主流派である染谷囃子と非常に似ているのですが、笛の文句や、大太鼓の文句が若干違いますので、聞き分けられるようになったら石岡のおまつり上級者と言えます。

幸町の歴史

石岡の江戸時代の地誌「府中雑記」によると、幸町は約300年前の宝永年間に土器屋(土器を製造していた場所)から改称されました。改称は都奉行・井上源蔵の時代に行われ、天皇の使いである勅使の御幸にちなんで名付けられたとされています。

現在の幸町は、昭和53年の住居表示法により国府六・七丁目、総社二丁目などに分かれました。国府七丁目には日天宮があり、貝地一丁目の月天宮、総社宮境内の星の宮と共に三光の宮として古くから信仰されてきました。

三光の宮の創建は約1300年前の国分寺建立時期とされ、太陽・月・星への崇拝を表しています。日天宮の社殿は約200年前に酒造家・長谷川伝兵衛が寄進したもので、本殿の左右に稲荷大明神と御嶽大明神が祀られています。

日天宮の石碑背後には、かつて府中六木の一つとされた樹齢500年以上の大ケヤキの切り株が残っています。

参加町名
幸町
山車人形
武甕槌命
山車製造年
昭和27年
囃子流派
片野排禍ばやし