茨城県のお祭り一覧!65ヶ所のお祭りを月ごとに一挙紹介

四季折々の風景とともに、多彩な伝統文化が息づく茨城県。
各地で開催されるおまつりは、地域の歴史や風習を今に伝える貴重な行事であり、地元の人々の熱い想いが込められています。
茨城ならではの魅力あふれるおまつりを一覧でご紹介します。旅の計画や週末のおでかけの参考に、ぜひチェックしてみてください。
2月開催のお祭り
真壁のひなまつり
平成14年の暮れに住民の発案で始まり、翌年の2月から開催されるようになりました。現在では100軒以上にお雛様が飾られ、約7万人の観光客が訪れます。お店や民家に展示された雛人形を、昔懐かしい町並みを歩きながら無料で楽しめます。
開催地 | 桜川市 |
開催日 | 毎年2月上旬〜3月上旬 |
HP | 真壁のひなまつり |
筑波山梅まつり
筑波山梅林は、筑波山中腹に広がる梅の名所で、春の訪れを感じる場所です。梅林は 4.5ヘクタール の広さで、約 1,000本の白梅と紅梅が植えられています。園内には、展望四阿(あずまや)や 扇橋、せせらぎ橋などの建築物が点在し、各所で美しい景観を楽しめるでしょう。おすすめポイントは、最上部の「展望あずまや」。梅林全体を見渡せ、晴れた日には東京の高層ビル群や富士山も見ることができます。
開催地 | つくば市 |
開催日 | 毎年2月上旬〜3月上旬 |
HP | 筑波山梅まつり |
水戸の梅まつり
120年以上の歴史をもつ「水戸の梅まつり」。 会場となる偕楽園は金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられており、江戸時代天保13年に開園されました。 約100品種3000本の梅の木が、早咲き、中咲き、遅咲きの順に開花するため、長期間にわたって観梅を楽しめます。 梅の開花情報をHPから確認できるため、訪れる前にチェックしておきましょう。
開催地 | 水戸市 |
開催日 | 毎年2月中旬〜3月中旬 |
HP | 水戸の梅まつり |
3月開催のお祭り
祭頭祭 鹿島神宮
鹿島神宮の行事の中で、最も規模が大きく勇壮な祭りです。 最大の見どころは、「祭頭囃(さいとうばや)し」。 「囃子人(はやしびと)」と呼ばれる十数人の踊り手が太鼓のたたき手を囲んで輪になり、手にした長さ樫棒(かしぼう)を組み打ったり、突き上げたりしながら練り歩く姿は圧巻です。色鮮やかな衣装と独特な歌を歌うのが特徴的です。
開催地 | 鹿嶋市 |
開催日 | 毎年3月上旬 |
HP | 祭頭祭 鹿島神宮 |
古河桃まつり
江戸時代に古河藩主土井利勝が領地に桃を植えたことに由来しています。公園内では、矢口・寿星桃・源平・菊桃・寒白・照手の6種類の花桃が咲き、約1800本の鮮やかなピンク色の桃林が来場者を楽しませてくれます。
開催地 | 古河市 |
開催日 | 毎年3月中旬〜3月下旬※2025年3月15日(土)〜3月30日(日) |
HP | 古河桃まつり |
4月開催のお祭り
笠間つつじまつり
笠間の春の風物詩として、多くの人々に愛されているお祭りです。標高143メートルの丘にある公園では、つつじが見ごろを迎える時期に、華やかで美しい光景を楽しむことができます。山全体が色とりどりのつつじで覆われる光景はまさに壮観。山頂広場までのんびりと歩きながら、満開のつつじを存分に楽しむことができます。
開催地 | 笠間市 |
開催日 | 毎年4月中旬〜5月上旬※4月12日(土)〜5月6日(火) |
HP | 笠間つつじまつり |
笠間の陶炎祭
陶芸の里・笠間で開催される、日本最大級のやきもののお祭り。会場には200以上の窯元が集まり、作り手と直接交流できる特別な機会となっています。また、子どもが楽しめるさまざまなイベントも開催され、夜には「夜まつりコンサート」が祭りを盛り上げます。
開催地 | 笠間市 |
開催日 | 毎年4月後半〜5月上旬※2025年4月29日(火)~5月5日(月) |
HP | 笠間の陶炎祭 |
春季御座替祭
毎年4月1日と11月1日の年2回行われる筑波山神社の例大祭です。親子の神が夏と冬に山頂の本殿と中腹の拝殿で居住まいを変え、衣替えするための神事。春になると山上の神が里に下りて農作を見守り、秋に山へ帰るとされています。
開催地 | つくば市 |
開催日 | 毎年4月1日 |
HP | 春季御座替祭 |
静峰ふるさと公園 八重桜まつり
「日本さくら名所100選」に選ばれた静峰ふるさと公園で開催されるお祭りです。園内には約2,000本の八重桜が咲き誇り、満開時にはライトアップされた夜桜も魅力的。さらに、ステージイベントなども行われ、華やかな雰囲気に包まれます。
開催地 | 那珂市 |
開催日 | 毎年4月中旬※2025年4月10日(木)~23日(水) |
HP | 静峰ふるさと公園 八重桜まつり |
日立さくらまつり
日立さくらまつりは「日本さくら名所100選」の1つである平和通りで開催されます。 約1kmにわたって続く桜並木は圧巻で、多くの観光客を魅了します。 ユネスコ無形文化遺産に指定されている「日立風流物」の公開は迫力満点。 高さ15m、横幅3〜8m、重さ約5トンもある山車に、操り人形が施されており、目が離せません。
開催地 | 日立市 |
開催日 | 毎年4月上旬 |
HP | 日立さくらまつり |
ネモフィラハーモニー
国営ひたち海浜公園のみはらしの丘一面に約450万本のネモフィラが咲き誇り、空と海とが織りなす壮大な青のパノラマが広がります。360度見渡す限り青一色の世界は、まるで空中を散歩しているような幻想的な光景。さらに、丘の北側斜面には、白いネモフィラで鳥の姿を描いた「ネモフィラの地上絵」が登場します。
開催地 | ひたちなか市 |
開催日 | 毎年4月下旬〜5月中旬 |
HP | ネモフィラハーモニー |
竜神峡鯉のぼりまつり
竜神大吊橋を中心に、約1,000匹の鯉のぼりが新緑の中を壮大に泳ぎます。物産市やクイズ大会などのイベントも開催され、多くの人でにぎわうお祭り。市内の子どもたちが描いたミニ鯉のぼりも各所に展示され、温かみのある彩りを添えています。
開催地 | 常陸太田市 |
開催日 | 毎年4月下旬から5月中旬 |
HP | 竜神峡鯉のぼりまつり |
5月開催のお祭り
石岡ふれあい祭り(春)(秋)
地域経済の活性化と魅力的なまちづくりを目的とした大規模なお祭りです。多くの飲食ブースやキッチンカーが並ぶ中、子供向けのバルーン遊具や、屋外ステージで行われる一般参加型の『納豆早食い選手権』など、家族みんなで楽しめる内容が盛りだくさん!市内外からの農産物の販売や、地域の魅力を発信するステージイベントも行われ、地元の特色を感じることができます。
開催地 | 石岡市 |
開催日 | (春)毎年5月後半(秋)11月中旬 |
HP | 石岡ふれあい祭り(春)(秋) |
水郷潮来あやめまつり大会
昭和27年に始まった歴史ある祭りで、潮来の初夏を彩る風物詩。園内には約500種100万株のあやめ(花菖蒲)が植えられ、6月10日頃に見頃を迎えます。 また、伝統的な「嫁入り舟」や「ろ舟遊覧」など、水郷ならではの風情ある景色や行事も魅力的。橋のライトアップも見逃せません。
開催地 | 潮来市 |
開催日 | 毎年5月中旬〜6月中旬※2025年5月23日(金)~6月22日(日) |
HP | 水郷潮来あやめまつり大会 |
御田植祭・流鏑馬神事 鹿島神宮
例年、童女たちが本殿前で笛や太鼓に合わせて早乙女舞を舞い、御神田に苗を植えることで豊作を祈願します。また、奥参道で行われる流鏑馬神事は迫力満点。元鹿島城主の流鏑馬隊が奉仕し、近年では鹿島神宮流鏑馬隊に続いて、倭式騎馬會(社団法人武道振興會)による「鹿嶋流騁弓」が披露されます。
開催地 | 鹿嶋市 |
開催日 | 毎年5月1日 |
HP | 御田植祭・流鏑馬神事 鹿島神宮 |
常陸国YOSAKOI祭り
大子町の雄大な自然を背景に開催される活気あふれるイベントです。2日間にわたり披露される演舞は迫力満点。初日には、学生が中心となって踊るYOSAKOI甲子園が行われ、2日目には、県内外から多くのチームが参加する「YOSAKOI茨城大会」が開催。熱気あふれるパフォーマンスが繰り広げられます。
開催地 | 久慈郡大子町 |
開催日 | 毎年5月中旬※2025年5月17日(土)・18日(日) |
HP | 常陸国YOSAKOI祭り |
つくばフェスティバル
つくばの特色である「科学と国際交流」をテーマに、体験型イベントや各国の文化に触れられる催しを開催。つくばセンター広場、大清水公園を中心に、多くの人で賑わいます。さらに、市内の多彩なグルメも集まり、家族や友人と楽しめるイベントとなっています。
開催地 | つくば市 |
開催日 | 毎年5月中旬※2025年5月17日(土)・18日(日) |
HP | つくばフェスティバル |
玉造大宮神社例大祭
玉造城主が始めたとされる伝統ある祭礼で、 子どもの健やかな成長と五穀豊穣を祈願します。 期間中、御輿・大鉾・猿田彦 が玉造地区を練り歩き、山車巡行では、山車の上で 獅子・きつね・ひょっとこ・おかめ が囃子に合わせて踊りを披露します。
開催地 | 行方市 |
開催日 | 毎年5月4・5日 |
HP | 玉造大宮神社例大祭 |
6月開催のお祭り
あじさい祭
雨引観音は古くから信仰を集め、桜やツツジ、牡丹、紫陽花などが咲く花の名所としても知られています。 特に梅雨の時期に咲く紫陽花は人気があり、6月中旬~7月中旬には「あじさい祭」が開催。境内には100種類5000株の紫陽花が咲き誇り、新緑との美しいコントラストが楽しめます。
開催地 | 桜川市 |
開催日 | 毎年6月中旬〜7月中旬 |
HP | あじさい祭 |
7月開催のお祭り
羽鳥まつり (羽鳥祇園)
羽鳥祇園祭は、平成3年に約30年ぶりに復活しました。祭りでは神輿や獅子頭 が町を練り歩き、中でも珍しい船型の山車が見どころです。特に2日目には多くの山車が集まり迫力満点。駅前というアクセスの良さもあり、年々人気が高まっているお祭りです。
開催地 | 小美玉市 |
開催日 | 毎年 7月下旬 |
HP | 羽鳥まつり (羽鳥祇園) |
柿岡のおまつり
県内では珍しい民俗芸能である柿岡からくり人形をはじめとして、柿岡荒宿「ささら舞」や柿岡舘「獅子舞」、山車がにぎやかに練り歩く八郷地区で最大のお祭りです。最終日の夜に繰り広げられる6台の山車の競演は見応えがあり。
開催地 | 石岡市 |
開催日 | 毎年7月の第4日曜日の含む土・日曜日 |
HP | 柿岡のおまつり |
江戸崎祗園祭
約400年の歴史を誇る伝統行事です。毎年、一基のお神輿と8台の山車が町内を練り歩き、各団体による踊りや山車の巡行が行われます。特に特徴的なのは、上部が回転する珍しい山車で、軽快なお囃子に合わせて「ぶん回し」をする様子が爽快。
開催地 | 稲敷市 |
開催日 | 毎年7月下旬の金・土・日 |
HP | 江戸崎祗園祭 |
さかいふるさと祭り
境香取神社の神輿渡御、鼓笛隊・ブラスバンドパレード、踊りパレード、サンバパレードなどさまざまなイベントが用意されており、街全体がお祭り一色に包まれます。 迫力ある神輿の登場や、子供が喜ぶキャラクターショーなど、大人から子供まで思い存分楽しむことができるでしょう。
開催地 | 猿島郡境町 |
開催日 | 毎年7月中旬 |
HP | さかいふるさと祭り |
真壁祇園祭典
400年の歴史を持つ伝統的なお祭りで、昭和61年に「五所駒瀧神社の祭事」として国の無形民俗文化財に指定されています。華やかに飾られた山車が真壁の町並みを練り歩き、地域の文化と歴史を感じさせる魅力的な祭りです。
開催地 | 桜川市 |
開催日 | 毎年7月下旬 |
HP | 真壁祇園祭典 |
水海道祇園祭
神輿は元町・本町・栄町・宝町・諏訪町・橋本町・渕頭町の7町で輪番制で担がれ、祭りには11町の神輿や山車が参加します。初日は「宮出し」から始まり、最終日には当番町で祝詞を上げ神様に報告します。神輿10基と山車9台が町を盛り上げ、特に夜の突き合わせが最も賑わう時間となっています。
開催地 | 常総市 |
開催日 | 毎年7月中旬 |
HP | 水海道祇園祭 |
下館祇園まつり
大町の羽黒神社を中心に、4日間にわたって開催される筑西市を代表する夏祭りです。 歴史ある伝統的な神輿の数々や子供神輿が、街中を練り歩き盛り上がりを見せます。 最終日の早朝に行われる、市内を流れる勤行川で神輿を川で清める禊の神事「川渡御」は圧巻。
開催地 | 筑西市 |
開催日 | 毎年7月下旬 |
HP | 下館祇園まつり |
土浦祇園祭
「敬神崇祖」を基本に、祭りを愛し、神輿を担ぐことで郷土を愛する心を育むことを目的としています。神輿巡幸を中心に、年ごとの「当番町」から出される山車や幌獅子が市内を練り歩き、御囃子の競演は見逃せません。神輿が近づくと、威勢の良い掛け声と太鼓の音が響き、八坂神社の神輿を担ぐ祭り男・祭り女たちの活気に包まれた光景が広がります。
開催地 | 土浦市 |
開催日 | 毎年7月下旬 |
HP | 土浦祇園祭 |
麻生祇園馬出し祭
約300年の歴史を誇るお祭りで、初日には神輿や稚児、神職が街を練り歩き、夕方には御浜降りが行われます。2日目の本祭では、ヤマタノオロチに見立てた馬と須佐乃男命を象った神輿が対決し、激しい戦いが繰り広げられ迫力満点。
開催地 | 行方市 |
開催日 | 毎年7月の最終土曜日から日曜日※馬の都合により変更になる場合があり |
HP | 麻生祇園馬出し祭 |
日立港まつり
神輿渡御・山車巡業をはじめ、日立太鼓連盟による太鼓の披露や、地元事業所のイベントコーナーなどで賑わうお祭りです。 夜になると海上から約2,000発の花火が打上げられ、真夏の夜空を彩ります。
開催地 | 日立市 |
開催日 | 毎年7月下旬 |
HP | 日立港まつり |
水戸黄門まつり
4mを超える「水戸ふるさとみこし」を約500人で担ぐ光景は圧巻。「水戸黄門提灯行列」では、水戸の伝統工芸品である「水府提灯」が街中を彩り、幻想的な空間を感じられます。 山車11台が参加する、県内最大級の「山車の叩き合い」は迫力満点!
開催地 | 水戸市 |
開催日 | 毎年7月下旬(花火大会)・8月上旬(本祭) |
HP | 水戸黄門まつり |
守谷八坂神社 祇園祭
北総三大祇園祭 の一つとして知られているお祭りで、疫病を祓い、夏の始まりを告げる神事として約5万人が訪れます。約 800kg以上 ある宮神輿を、各町内の氏子から選ばれた 24人 が 交代なし で担ぐ姿は圧巻。また、この祇園祭は「幟祭(のぼりまつり)」とも呼ばれ、他の神社では見られないほど多くの幟が立てられます。幟は神を天から呼び寄せる依代(よりしろ)とされ、祭りを象徴する重要な存在です。
開催地 | 守谷市 |
開催日 | 毎年7月最終土曜日 |
HP | 守谷八坂神社 祇園祭 |
八坂の祇園祭
25日に龍ヶ崎市上町にある八坂神社からご神体「八坂大神」が渡御(とぎょ)を開始し、最終日の27日は根町撞舞通りでの撞舞(つくまい)、神馬(しんめ)、獅子(しし)と 三神事が行なわれます。各町内の神輿も迫力満点で、最終日に披露される「龍ケ崎の撞舞」は見逃せません。
開催地 | 龍ケ崎市 |
開催日 | 毎年7月下旬 |
HP | 八坂の祇園祭 |
8月開催のお祭り
潮来祇園祭礼
祭りの見どころは、三丁目の獅子舞をはじめ、総数十四台もの山車とその山車に乗った芸座連による潮来ばやしです。圧巻の「のの字廻し」や「そろばん曳き」に代表される「曲曳き」では、若衆と山車、芸座連が一体となった迫力のある姿を楽しむことができます
開催地 | 潮来市 |
開催日 | 毎年8月上旬 |
HP | 潮来祇園祭礼 |
きらっせ祭り
花火大会をはじめ、みこしパレードや音楽フェス「波フェス」などの華やかなイベントが行われます。花火大会では、約3400発の花火が30分間にわたって打ち上げられ、白い砂浜と風力発電施設の美しい景観の中で夏の風情を楽しむことができます。また、つみれ汁の無料配布もあります。
開催地 | 神栖市 |
開催日 | 毎年8月下旬 |
HP | きらっせ祭り |
まつりつくば
研究科学都市と呼ばれるつくば市ならではの、それぞれの国や地域からあつまった人達も一緒に楽しめるつくば市最大の夏祭りです。1番の見どころは、青森のねぶた祭りを取り入れた「ねぶたのパレード」。さまざまな大きさのねぶたは、迫力満点で観客を魅了します。
開催地 | つくば市 |
開催日 | 毎年8月下旬 |
HP | まつりつくば |
伊奈の綱火(高岡流、小張小松流)
綱火は、あやつり人形と仕掛け花火を組み合わせた伝統芸能です。小張松下流と高岡流の2流派が伝わっており、空中に張り巡らされた綱を使い、おはやしに合わせて人形を動かしたり移動させる技は圧巻。人形が乗った船などから豪快な音と共に滝のような火花が噴き出し、観客を引きつけます。
開催地 | つくばみらい市 |
開催日 | 高岡流、小張小松流共に8月下旬 |
HP | 伊奈の綱火(高岡流、小張小松流) |
土浦キララまつり
イベントでは、市内の10校の高校生による「学際TSUCHIURA」や、土浦の盆踊りの定番「新郷土民謡おどり」、参加者が会場を練り歩き踊る「七夕おどり」などが行われます。また、亀城公園前には、高さ約10メートルの実物大の大型ロボット「パトレイバー」が登場し、夜には霞ケ浦湖岸で花火が打ち上げられます。4日の祭りのフィナーレでは、山車の競演も行われ、迫力満点。
開催地 | 土浦市 |
開催日 | 毎年8月上旬 |
HP | 土浦キララまつり |
真鍋鹿島神社祭礼
鹿島神社の例祭は、真鍋地区の9台の山車が出る県南有数の大きな祭りです。初日は笠揃い、最終日は夕刻に市民会館前で山車の競演。囃子は石岡囃子系、江戸囃子系、新川囃子が混在し、町ごとに異なるので、聞き比べてみると楽しいです。曳き山の形態も多様で、各町の特色が感じられます。
開催地 | 土浦市 |
開催日 | 毎年8月下旬 |
HP | 真鍋鹿島神社祭礼 |
取手八坂神社 例大祭
「例大祭」は八坂神社の祭典の中で最も重要な行事です。祭りは8月1日から3日まで行われ、特に3日の夜が最も賑やか。御神輿は8月1日に八坂神社を出発し、元宿を経て折り返し、八坂神社前を通り、片町を経て新道地区手前で再度折り返します。その後、仲町や上町を巡り、最終的に御仮屋に鎮座し、3日には八坂神社へ御還りになります。
開催地 | 取手市 |
開催日 | 毎年8月1〜3日 |
HP | 取手八坂神社 例大祭 |
十王まつり
駅前公園を中心に神輿渡御などの様々なイベントが開催され多くの人で賑わいます。十王川では魚のつかみ取りや全国でも珍しい徒歩鵜漁[かちうりょう]の再現も行われ見応えあり。
開催地 | 日立市 |
開催日 | 毎年8月上旬 |
HP | 十王まつり |
那珂湊八朔祭
元禄年間に徳川光圀公によって整えられ、かつて関東三大祭りの一つとされていました。大きな特徴である、神輿が海に入る「浜降り」の神事は圧巻。祭りでは「獅子」や「みろく」の人形踊り、豪華な「屋台」の巡行が行われます。
開催地 | ひたちなか市 |
開催日 | 毎年8月中旬 |
HP | 那珂湊八朔祭 |
ひたちなか祭り
伝統的なものからポップなものまでさまざまなイベントが開催され、年齢問わず楽しめるお祭りです。 1日目の夜を彩るのは、内閣総理大臣賞を受賞された花火師による迫力満点の打上げ花火。 2日目には、10台の山車と7基の神輿が街中を練り歩き、多くの観光客を魅了します。
開催地 | ひたちなか市 |
開催日 | 毎年8月中旬 |
HP | ひたちなか祭り |
鉾田の夏まつり
400年以上の歴史を誇り、毎年8月の最終金土日に開催されます。鉾神社には大己貴命、武甕槌命、日本武尊命が祀られ、無病息災や交通安全、五穀豊穣を祈願して、神輿や山車が市内を巡行します。
開催地 | 鉾田市 |
開催日 | 8月最終週の金・土・日 |
HP | 鉾田の夏まつり |
9月開催のお祭り
石岡のおまつり
300年以上の歴史がある伝統的なお祭りです。 豪華な山車の登場や迫力満点の幌獅子など見どころがたくさんあります。 中でも注目したいのは、山車の上に施される巨大な人形の数々。 石岡のおまつりを代表する「日本武尊(やまとたけるのみこと)」の人形は見逃せません。 石岡市の有形民俗文化財にも指定されているこの人形の力強さに圧倒されることでしょう。
開催地 | 石岡市 |
開催日 | 毎年9月の敬老の日を最終日とする3日間 |
HP | 石岡のおまつり |
鹿島神宮例祭 提灯まち神事
一年の中で最も御祭神に近づける機会がこの神幸祭から行宮祭までの期間とされており、神幸祭から還幸祭まで多くの人で賑わいます。9月1日の夕刻には大提灯が表参道を進み、楼門前の銚場で麦わらの火にくべられながら盛大に焼納される様子は迫力満点です。
開催地 | 鹿嶋市 |
開催日 | 毎年9月1日・2日 |
HP | 鹿島神宮例祭 提灯まち神事 |
かすみ舞っちゃげ祭り
神栖市が2日間にわたって開催するよさこい祭りです。市内外から多くの有力チームが集まり、盛大なステージで迫力のあるパフォーマンスを披露します。 HIPHOPやフラダンスなどさまざまなステージを楽しめるイベントです。
開催地 | 神栖市 |
開催日 | 毎年9月中旬〜下旬 |
HP | かすみ舞っちゃげ祭り |
一言主神社秋季例大祭
「からくり綱火」や「獅子舞」などの伝統芸能が奉納され、賑わいます。「からくり綱火」は、カラクリ人形と仕掛け花火を組み合わせた特殊な芸能で、江戸時代前期に起源を持ち、平成11年に茨城県指定無形文化財に指定されました。
開催地 | 常総市 |
開催日 | 毎年9月13日 |
HP | 一言主神社秋季例大祭 |
水戸の萩まつり
日本三大庭園の「偕楽園」で開催されるお祭りで、宮城野萩や丸葉萩など、約750株が咲き競い、多くの観光客で賑わいます。祭りの間はライトアップやフォトスポットも設置され見応え抜群です。
開催地 | 水戸市 |
開催日 | 毎年9月上旬〜下旬 |
HP | 水戸の萩まつり |
10月開催のお祭り
笠間の菊まつり
笠間の菊まつりは日本最古の菊の祭典で、笠間稲荷神社をメイン会場に色とりどりの菊を楽しめます。約5000鉢の菊が展示され、名物の菊人形の展示も。菊人形は毎年テーマが変わり、菊を使った人形や細工物が披露されます。さらに、期間中には流鏑馬が行われ、多くの観客で賑わい迫力満点。
開催地 | 笠間市 |
開催日 | 毎年10月下旬〜11月下旬 |
HP | 笠間の菊まつり |
笠間浪漫
台湾フェアや笠間焼ビールフェア、ボルダリング体験、手作りの森マルシェなど、多彩なイベントが楽しめる3日間。100以上の店舗が並び、笠間の魅力を存分に味わえます。 さらに、同会場では「BIG BAND PICNIC」(野外ステージ)や「クラフトギャザリング」(笠間工芸の丘)も同時開催。笠間ならではの「手作り・笠間産・郷土愛・田舎・懐かしさ」をテーマにしたお祭です。
開催地 | 笠間市 |
開催日 | 毎年10月上旬 |
HP | 笠間浪漫 |
古河関東ド・マンナカ祭り
毎年10月に地域産業の振興と民俗芸能の保存・継承を目的に開催されるお祭りです。イベント会場には、市内の飲食店、団体、企業、事業所などによる多数の模擬店が出店。1日目には「ステージイベント」が行われ、2日目には、おはやしの演奏や迫力満点のみこしが練り歩く「民俗芸能のつどい」が開催されます。
開催地 | 古河市 |
開催日 | 毎年10月中旬 |
HP | 古河関東ド・マンナカ祭り |
古河菊まつり
サンワ設計ネーブルパークで開催される菊のお祭り。 古河市菊花会の会員が1年かけて育てた菊花が展示され、盆栽や懸崖、千輪咲、五重塔、総合花壇など、趣向を凝らした約1800鉢が並びます。 特にシンボル的存在の五重塔や、菊で形作られた筑波山は必見。また、会場外の菊畑も見どころの一つで、期間中は菊の即売会も開催されます。
開催地 | 古河市 |
開催日 | 毎年10月下旬〜11月中旬 |
HP | 古河菊まつり |
つくばラーメンフェスタ
全国各地から選りすぐりのラーメン店が集結し、ラーメン好きにはたまらないイベントです。入場料は無料で、ラーメンは1杯1,000円。チケット制となっており、1枚のチケットでラーメン1杯と引き換えることができます。
開催地 | つくば市 |
開催日 | 10月中旬※開催するか未定のため確認必要 |
HP | つくばラーメンフェスタ |
大麻神社祭礼
玄通、蒲縄、下渕、田町、本城(宿)の5地区による5台の山車の曳き回しが行われ、土曜日の夜には5台の山車がすべて集まり踊りの競演が行われる。 山車の「の」の字回しの披露は圧巻。山車の半間(車輪)に、てこ棒を当てて、山車の提灯が動かないようゆっくりと山車を回します。
開催地 | 行方市 |
開催日 | 毎年10月の第3日曜日を中心とした土・日・月 |
HP | 大麻神社祭礼 |
11月開催のお祭り
大洗あんこう祭
大洗あんこう祭りは、あんこう料理や郷土芸能を楽しめる、大洗町の魅力が詰まったお祭りです。 最大の見どころは、特設ステージで披露されるあんこうの吊るし切り。職人が見事な包丁さばきであんこうを捌く姿は圧巻です。
開催地 | 大洗町 |
開催日 | 毎年11月中旬 |
HP | 大洗あんこう祭 |
秋季神事有賀祭
虫きりの神様として古くから知られている有賀神社(水戸市有賀町)の神様が大洗磯前神社へ渡御する「磯渡御」。御神体である「神鉾」に触れたり、祈祷を行うことで、虫切り、虫封じの御利益を頂けると言われており、多くの人たちで賑わいます。
開催地 | 大洗町 |
開催日 | 毎年11月11日 |
HP | 秋季神事有賀祭 |
雨情の里港まつり
大津漁港で開催される地元の農産物や特産品を楽しめるお祭り。名物の「あんこうの吊るし切り実演」や「あんこう鍋」、さらに「サンマのつかみ取り」「花園牛の網焼き」など、大人気のグルメが勢ぞろいし、毎年長蛇の列ができます。また、豪華ゲストによる歌謡ショーや地元の伝統芸能の披露、バザール広場など、家族で楽しめるイベントも充実。
開催地 | 北茨城市 |
開催日 | 毎年11月上旬 |
HP | 雨情の里港まつり |
秋季御座替祭
「御座替祭」とは「神衣祭(かんみそさい)」「奉幣祭(ほうべいさい)」「神幸祭(じんこうさい)」の3つの祭の総称で、非常に重要な神事とされています。 神が季節に応じて筑波山頂の本殿と中腹の拝殿との間で居住まいを変え、衣替えをするためのもの。赤い天狗の仮面を被った祭礼の案内者や、関係者が装束を着て行進する姿は圧巻です。
開催地 | つくば市 |
開催日 | 毎年11月1日 |
HP | 秋季御座替祭 |
どぶろく祭り
4つの地区が順番に当番地区となり、どぶろく作りを行います。作り方は新米を蒸し、麹と混ぜて仕込み、温度管理をしながら醗酵と熟成を進めるという繊細で根気のいる作業です。完成したどぶろくは参拝客に振る舞われ、これがこの祭りの大きな魅力となっています。
開催地 | 行方市 |
開催日 | 毎年11月23日 |
HP | どぶろく祭り |
岩井将門まつり
100人の武者が「神田明神将門太鼓」の響きとともに参詣し、地元中学生による弓道模範演武も披露されます。武者行列では、稚児行列や少年剣士、鎧兜の武者、雅やかな姫が歩き、神田ばやしのお囃子が続きます。最後に行われる、山車や太鼓の競演は迫力満点。
開催地 | 坂東市 |
開催日 | 毎年11月の第2日曜日 |
HP | 岩井将門まつり |
金砂郷のけんちん村まつり
地元の味を楽しむことができるさまざまなイベントが盛りだくさん。まず、常陸太田市観光物産協会会員などが提供するけんちん汁の食べ比べコーナーがあり、地元の味を堪能できます。また、特産品販売コーナーでは、金砂郷ならではの特産品が並び、特に「シン・いばらきメシ総選挙2024」の一般料理部門で3位を受賞した「けんちんまん」も販売されます。
開催地 | 常陸太田市 |
開催日 | 毎年11月中旬 |
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大串稲荷神社祭礼
「大串のささら」は、茨城県独自の伝統芸能で、国選択無形民俗文化財および県無形民俗文化財に指定されています。この舞は、境内で奉納され、特に「棒ささら」として知られており、獅子頭を棒の先に取り付けて操り、四方に幕を張り巡らせた屋台の中で舞います。屋台内に人が入り、囃子に合わせて棒を操作し、親子獅子が舞う様子は茨城県にしか見られない珍しい伝統。
開催地 | 水戸市 |
開催日 | 毎年11月中旬 |
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風土記の丘ふるさとまつり
地域の伝統芸能である「大串ささらばやし」や「大野みろくばやし」の公演が行われるほか、勾玉作りなどの体験コーナーも用意されており、訪れた人々は歴史に触れることができます。「縄文人でショー」では市内の小中学生や大串貝塚塾のメンバーたちが古代人に扮して行進し、まるで古代にタイムスリップしたかのようなリアルな光景が広がります。
開催地 | 水戸市 |
開催日 | 毎年11月中旬 |
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12月開催のお祭り
悪態まつり
祭りでは、白装束をまとい天狗の格好をした13人の天狗が、16ヶ所の祠にお供え物をして回ります。その際、参拝者同士で「ばかやろう!」や「早く歩け!」など罵声を浴びせ合い、お供え物を奪い合うという特徴的な祭りです。お供え物を持ち帰るとご利益があるとされ、参拝者は先を争ってお供え物を奪い合い、悪態が境内に響き渡ります。
開催地 | 笠間市 |
開催日 | 12月第三日曜 |
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古河提灯竿もみまつり
この祭りは、江戸時代に始まった「お帰り」という伝統行事で、関東の奇祭として知られています。市内各団体が、20メートル近い竹竿の先に提灯をつけ、激しく揉み合いながら相手の提灯の火を消し合う姿は圧巻。現在、日光街道の花柳界横山町で開催され、矢来を設置した会場で竹竿を激しく揉み合う勇壮な様子が見られます。
開催地 | 古河市 |
開催日 | 毎年12月上旬 |
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